日本武命やまとたけるのみこと
十二代景行天皇の皇子で、本命を小碓皇子(おうすのみこ)と言います。十六歳の時天皇の命により、九州の熊襲(くまそ)、東国の蝦夷(えぞ)を討伐しました。その東征の帰りに、尾張(愛知県西部)で病気となり、能褒野(三重県)で薨去されました。その時、みたまは一羽の白鳥となり天に上られたと伝えられます。 日本神話のヒーローとして知られる、「勇」の神様です。
大己貴命おおなむちのみこと
大国主命の別名を持ち、国づくりの神様として、また出雲大社の主祭神として広く知られています。神仏習合においてはだいこく様として崇敬を集め、国土開発、夫婦和合、医療、縁結びなどに大きな力を発揮されます。因幡の白兎の説話に見られるように「仁」の神様です。
少彦名命すくなひこなのみこと
神産巣日神の御子で、天乃羅摩船にのって波の彼方より大己貴命のもとに来訪し、国づくりに参画した神様です。身体が大変に小さく手のひらにのるほどと伝えられますが、知恵が非常にすぐれ、神仏習合ではえびす様として知られています。大己貴命とともに医薬、殖産の神様として広く尊崇される「智」の神様です。
平将門公たいらのまさかどこう
恒武天皇五代の子孫で、延喜3年(903)に生誕。父の遺領をめぐって関東東部に起きた平氏一族の抗争は拡大し、やがて将門公は関東一円を治めるにいたります。朝廷からの関東の独立を目指し、「新皇」を名乗りましたが、ついに藤原秀郷により討たれてしまいます。民衆の味方として敬われた将門公は、死後も多くの人々の崇敬を集めています。
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